Revitの転ばぬ先の杖

Revitでつまづいてしまう前に。中小企業向けのRevitガイドです。

エンスケープのファミリ

レビットのエンスケープタブの中に[Asset library]というアイコンがあります

真ん中の杉の木のようなアイコンです

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このコマンドを使ってエンスケープ用のファミリをRevitで配置することができ

このようにエンスケープに適した表現を簡単に配置することが出来ます

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しかし、これは欠点がありました

Revit上での形状は荒いポリゴンソリッドに設定されているのです

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エンスケープ上ではきれいでもRevit上でこれでは困る、という人はタイププロパティを確認してみてください

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[EnscapeAssetld]の欄にIDのようなものが見えます

エンスケープでの描写に対応するIDになっています

 

では、Revit上でただの□のファミリ

 

f:id:NaD:20210318160505p:plain

 

このファミリにID を貼り付けます

f:id:NaD:20210318160624p:plain

 

そうすると

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エンスケープ上では同じ描写となります

Revitでもエンスケープでも描写の品質を保ちたいときに利用してみてください

 

まとめ

1.エンスケープファミリのRevit上の形状とエンスケープ上の形状は無関係です

2.レンダリング情報はエンスケープ側に収納されています

3.エンスケープを良く使うときはプロジェクトパラメータに[EnscapeAssetId]パラメータを作成しておくと便利です