Revitの転ばぬ先の杖

Revitでつまづいてしまう前に。中小企業向けのRevitガイドです。

2020-01-01から1年間の記事一覧

ビュー転送で増えてしまった一般注釈ファミリを統合する

ビューの挿入を利用した際に同じ一般注釈のはずなのに枝番がついてしまって違うファミリになってしまうことがあります。 これは同じ名前とパラメータを持つ一般注釈であっても、少しでも違う箇所があるとRevitが気を利かせて上書きしないように別の名前で保…

ビュー転送で一般注釈が増えました

挿入タブ>読込>ファイル挿入▼>ビュー挿入コマンドがあります 他のプロジェクトで作成した2D情報を取り込む際にとても便利ですが 時々このような警告が表示されることがあります。 この警告が表示されるとなにが起こっているのか? 大体の場合は、同じ名…

ビュー転送で一般注釈が増えました

挿入タブ>読込>ファイル挿入▼>ビュー挿入コマンドがあります 他のプロジェクトで作成した2D情報を取り込む際にとても便利ですが 時々このような警告が表示されることがあります。 この警告が表示されるとなにが起こっているのか? 大体の場合は、同じ名…

Autodeskの資料をまとめました(BIMを導入するメリット)

https://pages.autodesk.com/index.php/email/emailWebview Autodeskカタログを見るのが面倒という方に、1分で読めるRevitを導入するメリット Revitを導入すると より効率的に設計作業ができるので品質向上・スケジュール尊守・予算順守が見込めます。BIMが…

BooT.one設備を使ってみての感想

BooT.one設備がリリースされましたので感想を書いてみます 発展途上とのことで多少の不満はありますが、RevitMEPの基本機能をサポートする使いやすいアドインだと思います。 その中でも特に良かったのが A.チャンバローダ・制気口ローダ 制気口・ガラリチャ…

BooT.one仮設の注意点

BooT.oneの仮設足場アドインがリリースされました 使ってみて、思ったところを書いていきます。 A、重いです。 結構時間がかかるので標準スペックのPCは余裕をもって作業してください。 B、足場の作成順序に注意してください。 1、最下段作成で足場の水平位…

Revitでよく使う正弦定理の覚書

なぜ正弦というのか? 正弦定理を間違えて覚えてしまった私のために、正弦定理はどういうものかの覚書です。sinこと正弦は弓を張った時に弦の位置にあることから正弦というものらしいです。 正接のみ弓が底になっていません。これらはファミリ作成やプロファ…

Revitのスキルを身に着ける

Revit導入しても使わなければ意味がありません。 手書きからCADに移行した時も訓練は必要でした。CADからBIMに移行する時も訓練がして使えるようになります。 訓練1 教室に通う Revitの基本操作を学ぶことができます。BIMを始める際にソフトの操作自体がわか…

ファミリを作るときにパラメータに使ってほしくない文字

Revitのファミリのパラメータでは使えるけど使ってはいけない文字があります。 ・「+」「-」「*」「/」加減乗除の記号(全角も不可) ・「( )」や「^」などの演算子 ・関数単独 どうして使ってはいけないのか? 式に組み込んだ時にエラーが発生します。以下は…

積算費用のコスパアップ Revit-Helios(積算ソフト)連携

先日Heliosの営業の方から話を伺う機会がありました。 RevitからHeliosへ、手入力ほぼなしでデータを受け渡しをしてくれる優れた効率アップ機能です。数は限られていますが最近の積算事務所はRevitを導入し、モデルデータを受け取り、加工してヘリオスに取り…

Autodeskの定額制クラウドサービス BIM360

BIM360はクラウドサービス 言葉はよく聞きますが、内容がさっぱりわかりませんよね。 クラウドサービスとは、概念的に言うと、クラウドサービス提供会社が持っているスーパーコンピューターをいつでもどこでも会社のパソコンのように利用するサービスの事で…

キーノートというプロパティ

床ファミリにも家具ファミリにもマテリアルにも存在するキーノートという謎のプロパティ。実は便利なプロパティなんです。 ・キーノートって何? 分類分けの方法のひとつで、[キーノートテーブル(分類項目一覧表)]で項目が決められています。 ・キーノートの…

Revit2021の各新機能を一行で紹介します

詳しくはAutodesk社のHPにありますが、読むのは大変だという方々のために なるべく一行で新機能の紹介をしていきます。 ・ジェネレーティブデザインという機能ができました。 今までダイナモ上で操作していた最適設計をユーザー誰でも操作しやすいように改良…

Revitか?RevitLTか?

Revitは機能制限版のLTとフルバージョンとどちらかを選んでレンタルできるようになっています。その二つの違いを説明していきます。 ・価格が違う LTのメリットの最大にして唯一と言ってよいものが、価格です。 単品の年額でRevitが407,000円に対してLT は81…

そもそもRevit(BIM)って?

Revitは設計者のアシスタント Revitとは設計者の面倒な作業を代わりに行ってくれるアシスタントです。 パソコンの中から出られないものの、とても有能で働き者のアシスタントです。 Revitを使うということはRevitと二人三脚で設計作業を行っていく、というこ…