Revitの転ばぬ先の杖

Revitでつまづいてしまう前に。中小企業向けのRevitガイドです。

BooT.one仮設の注意点

BooT.oneの仮設足場アドインがリリースされました

使ってみて、思ったところを書いていきます。

 

A、重いです。

結構時間がかかるので標準スペックのPCは余裕をもって作業してください。

 

B、足場の作成順序に注意してください。

1、最下段作成で足場の水平位置を決めます。この時は一括作成を使ったほうが

やりやすいです。足場の配置基準線となる3D線分を仮に作成して配置します。

注意!一つ目のウィンドウで足場ファミリの配置レベルを作業平面ビューと同じレベルにします。そうしないと次に困ります。

次のウィンドウでプレビューは作業平面ビューを選択します。そうしないとプレビューが機能しません。

2、足場ローダで垂直方向の段数などを決めます。

3、足場分解で足場を分解してより細かく修正します。

分解した足場は一塊のファミリにもどせません。

 作業順序を間違えると作業のやり直しになったりします。

フェーズを使えばもっと便利です。

 

 C,クレーン計算コマンドは便利です

BooT.oneのクレーンファミリの中に重機メーカの図面が入っていて

別にDWGを用意することなく図面を作成できるようになっています。

許容揚重量も自動で表示してくれます。

まだまだ使える重機の種類がありませんが、今後に期待できます。

 

まとめ

1、仮設の資料いらず

2、仮設数量が簡単に拾えます

3、設計の段階で仮設もフロントローディング