Revitの転ばぬ先の杖

Revitでつまづいてしまう前に。中小企業向けのRevitガイドです。

狙い通りの手摺を目指して2

手摺のプロファイルを一覧にまとめたメモです

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上のメモは手摺の各要素のスイープパスがどのように移動するかをまとめたものです

手摺は平面でパスを設定した後、部品のスイープパスを本体からの位置関係で設定します。手摺の断面で笠木手摺を参考に見てみるとこのような感じになります

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笠木の位置が二段階を経て決定されるのがわかります。

このことがわかるとあとは簡単です。
念のため、メモのパラメータの位置を紹介します

 

手摺のインスタンスパラメータ

・パスからのオフセット   ・基準タイプからのオフセット

 

手摺のタイプパラメータの[構築]

・手摺子のオフセット:手摺子横桟以外の部品をすべて外側にオフセットします

・踊場での高さ調整:ホストが水平の箇所で本体パスを上部にオフセットします

階段の踊り場や床の水平部分、レベルが該当します

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この辺で次回に続きます

 

まとめ

1、手摺パスは親子構造になっています

2、レベル以外がホスト(床・階段等)の場合はオブジェクトの上端が高さの配置基準になります

3、慣れないうちは補助手摺を使わないほうが便利ですが、実は使い勝手は補助手摺>笠木手摺です