Revitの転ばぬ先の杖

Revitでつまづいてしまう前に。中小企業向けのRevitガイドです。

カーテンウォールのパネルを「パネルなし」にした後、再度パネルに変更したい

ここにカーテンウォールがあります

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カーテンウォールの一部だけパネルなしにしたい事はよくあると思います。

そんな時は、パネルを選択して、ピン留めを外し、例えばアドインのBooT.oneではパネルをタイプを[CP なし]とします

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そうすると問題なく、パネルがなくなります。

ここまでは問題ありません。

しかし、このパネルなしの部分をやはり、パネル有に戻したい時!

置き換えるべきパネルが存在しない状態のため、パネルのタイプを変更することができません。

f:id:NaD:20211222160550j:plain全選択してフィルタを開くと、パネルが8枚しかないことがわかります。

なら、カーテンウォール全体を作り直す必要があるのでしょうか?

違います。こうします。

 

カーテンウォールを選択して[プロファイル]>[編集]を選択し、空きパネルになっている箇所に開口を設けます。

 

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そうするとエラーが表示され、空パネルとなっている場所にシステムパネルが埋め込まれます。

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そうしたらもう一度カーテンウォールを選択し、開けた穴を削除します。

その後は通常通りパネルを選択して目的のパネルタイプに入れ替えます。

 

Pevitではファミリ作成したパネルは直角四角形の中にしか配置できない性質を利用したやり方です。

 

まとめ

1、知っていればなんという事もありません

2,逆に直角四角形以外の形状のパネルを配置したい場合はアダプティブファミリでパネルを作成します。

3,アダプティブファミリを覚えるのは面倒なので覚えなくても良い気がします